幸せの青いマメルリハ
2013年6月13日午前5時3分 アクアが旅立ちました。
5歳7カ月でした。
前記事でもお伝えしておりますが、11日に病院へ行ってレントゲン、
点滴をしてもらい、必ず良くなると思っていました。
アクア自信もそうだったと思います。
12日の朝の体重は35gでした。
この日は、殆ど寝てばかりで、あまりご飯も食べていませんでした。
でも、私の姿を見ると「出せ出せ」とアピールしてくるし、
時々プラムが吐き戻しをしていたので、
そんなに心配はしていなかったんですが…
夜には32gにまで体重が落ちていて…
パウダーフードを食べさせたら33gになり、その後吐く事もなかったので、
そのまま様子を見ることにしました。
夜、寝る前にもう1度様子を見てみると、なんだかとっても落ち着きがないアクア。
ケージの中をウロウロと動き回って、目つきが変だったんです。
空を見ている…と言うか、焦点が合ってない…と言うか…
手の中に収まると、大人しくなりジ~ッと目を閉じたアクア。
体重を量ると、また32g…
ちゃんと消化していたようで、もう1度パウダーフードを食べさせてから、
プラケで保温してあげました。
その後、しばらくは大人しくプラケの中で寝ていたアクア。
でも、やっぱり行動がおかしい…目が離せない…と思い、
一晩中付きそう覚悟を決めました。
正直、今夜が山かな…と思いました。
アクアの傍でジッと見ていると、ゆっくり出来ないかな?と思い、
少し離れた場所で、でもアクアの見える所で待機していました。
その時、空気を読まないGが横切ったんですよね…
いつもなら、殺虫剤を!となるんですが、アクアの近くだったし、
そんなの取りに行ってたら、逃げられちゃう!と思い、
ティッシュをたくさん持って、『アクアの代わりに逝ってくれ!』と叫んで、
見事に仕留めた訳ですが…
逆に、殺生したバチがあたったみたいです。
アクアも落ち着いていたようなので、少しウトウトしてた私は、
バサバサバサッ!と言う音で目が覚めたんです。
アクアでした…
慌ててプラケからアクアを抱き上げると、安心したかのように
大人しくなって、目を閉じたんです。息は穏やかでした。
その後、どれくらいアクアを抱っこしてただろ…?
だんだんと、息が弱々しくなって来て、全身がブルブルと震え出して…
スーッと息を引き取ったんです。
その瞬間、私は涙も出ませんでした。夢を見ているようで…
呆然として、どうしていいか分からないうちに、
主人と子供達を起こす時間になりました。
泣きながら学校へ行くのは、可哀想だと判断し、主人にだけアクアの事を伝えて、
子供達には帰って来てから伝える事にしました。
その時、どうやって朝ごはんやお弁当の準備をしたのか、思い出せません。
最期の瞬間を看取れた事だけが救いです。
後は、何を思い出しても、後悔ばかり…
アクアがいなくなった後のプラムが心配でしたが…
アクアの亡き骸に、いつものように優しく羽繕いをして、ブチッとちぎり…
私よりも冷静に、お別れをしてるように見えました。
プラムは、分かっていたのかもしれませんね。
その後も、呼び鳴きをする事もなく、ただただジッと黙って
寂しさをかみしめているようでした。
思えば、プラムは悲しいお別ればかり経験している可哀想な子…
2人の兄、キウイ・レモンに先立たれ、仲良しだったアクアにも先立たれ…
プラムはお見送りしてばかりだね…
アクアを助けてあげられなくてゴメンネ…。
アクアは、某ペットショップで、ペアで売られていた子でした。
その時、ちょうどマリンのお相手を探していたんですが、
ペアで売られてる子を、離れ離れにするのは可哀想…と思い、
お迎えを諦めていたんです。
でも、数日後にペアだった女の子だけがお迎えされてしまったようで、
1人寂しくプラケに入っているアクアを、姉が発見してくれて、
そのままなんの迷いもなく、お迎えした運命の子でした。
やさぐれてた頃のアクア…1人だけ売れ残って、いじけてたのかも?
マリンは一目でアクアの事を気に入ってくれました。

「アクア」って言うお名前は、お迎えする前から決まってたんです。
「マリン」と一緒になったら「アクアマリン」になるから

マリンの溺愛っぷりがよく分かる写真です


ひよこちゃんともすぐに仲良しになりました


美しいイケメンインコに成長して、益々マリンを虜にしていたアクア


今頃は虹の橋で、マリンと一緒にこんな感じで私を見てるのかな?

アクアとマリンのいちゃつく姿が懐かしいです。
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マリンとは、2回巣引きに挑戦したけど、2世は見れませんでした。
孵化寸前まで育ってたヒナがいたのに…残念です。
実はアクア、ニギコロも出来たんですよ


ご機嫌の時は、ずっとチュピチュピ言ってたアクア。
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マメルリハ界のファッションリーダーかと思わせる、オシャレなピョロ毛


豪快な水浴び後も、ピョロ毛のお手入れを欠かさなかったアクア。

伴侶のマリンが亡くなった後、
時を同じくして一人ぼっちになったプラムと、BLの世界に入りました。
あ~、この頃の2人、綺麗だったなぁ~


同居を始めてしばらくすると、2人してこんな姿

大事な仲間を失う悲しみを味わった者同士、
太い絆で結ばれたアクアとプラムでした。

でも、どうしてもアクアの2世が見たかった私は、
心を鬼にして、ハニーとの同居を初めてもらったんです。

初めは、プラムを探して、ハニーを威嚇して…の日々でしたが、
とうとう、ゴールイン



でも、喜んだのも束の間…
アクアの行動に、ハニーへの愛情が感じられませんでした。
アクアの心の中からは、プラムが離れなかったようです。
泣く泣く、アクアとハニーの同居を解消したのですが…
この時、可哀想だけど、ちょっとだけハニーに我慢してもらって
アクアとハニーの巣引きをしてたら、今頃はどうなっていただろうな…。
アクアのいる所、ヤングマメちゃんズが集まってくると言う…
ヤングマメ達から、絶大な人気を誇っていたリーダー・アクア。

アクアの気分次第で、どこまで近寄って良いのかが決まるのでした。
リーダー不在となってしまった今、マメルリハの数が奇数になった事もあり、
今後の放鳥時間がどうなるのか…一抹の不安を感じています。
ファッションリーダーの名にふさわしい、斬新なヘアースタイルも見せてくれました。

本当に本当に、み~んなアクアの事が大好きだったんだよ。

うちの子になってくれて、ありがとう。ずっとすっと忘れないからね…。
ア 「また会おうでチュ」

うん。絶対にまた会おうね

ママがそっちに逝く日まで待っててね。
もし待ち切れなかったら、少しだけそっちで休んで、
違う姿になって、うちに帰って来てくれても良いからね。
今まで、4羽のマメルリハを亡くし、ふと疑問に思う事があります。
飼育本などに、「マメルリハの平均寿命20年」って書いてるのを見かけますが、
(自分の飼育の仕方が悪いのを棚に上げて)本当なのか疑問に思っています。
マメルリハと同じくらいの大きさ(体重)をしているセキセイインコや、
マメルリハよりも大きいコザクラやサザナミでも、そんなに長くないのでは…?
もちろん、中には長寿の鳥さんもいますし、私が無知なだけかもしれませんが…。
マメルリハの平均寿命が20年と言うのは…あまり信用していません

なんのストレスも病気もなく、天寿を全うしたら20歳まで生きるのかなぁ?
もし本当なら、うちの子達で立証したいな…。
アクアへの応援コメントやメールを下さった皆様、本当にありがとうございました。
このような残念な結果に終わってしまい、申し訳ありません。
そして、ツイッターやメールで、お悔やみの言葉を下さった皆様、
本当に温かいお言葉をありがとうございました。
皆さまからのメッセージで、少しづつですが元気を取り戻しています。
相方のプラムも、弟妹達がいるので、少しは寂しさが紛れているようです。
優しい皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。
この場をお借りしまして、お礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
これからも今いる子達の為に、前に進んで行こうと思います。